待望の第二乳臼歯様♪

息子、やっと生えてきました、第二乳臼歯ドキドキ下の歯だけだけど。
この方のご降臨をどれほど待ちわびていたことかドキドキ
うれしすぎて、ハミガキのたび無駄に口を開けさせて観察♪
子供の歯っていつ生え揃うんだろう?とネットでちょっと調べてみたら、最後の歯・第二乳臼歯が生えるのは、2歳2ヶ月プラスマイナス2ヶ月だそうで、うちの息子ド真ん中ストライクゾーン!
なんだ、もっと早く調べていれば、無駄にそわそわ待たなくて良かったのに…ホント、いろんな意味でツメが甘い私…。

職業でなかったら、そもそも人間、歯が何本なのかって、全然興味ないと思いません?(私だけ??)
知ってまっか?奥さん。
乳歯は20本、
永久歯は32本、
子供って、大人より12本も歯が少ないんですって。
あれ?じゃあ、どこが間引きされてるわけ??

きっかけは、ダンナが虫歯になりましてね。
奥歯が崩壊した、って数ヶ月もほっといて、「俺は今日歯医者へ行く」なんて突然言い出すから、友達の歯医者に連れて行きましてん。
虫歯が神経まで進行してて、1時間半もかけて神経抜いて、もっと早く言え〜!って感じなんだけど。
「6歳臼歯が虫歯でした」と言われ、
「ああそうですか」と、そこは知ったかで流したものの、はて、なにその6歳臼歯って?
「6歳」って言うからには、6歳で生えてくるんだよな?とググってみたら、
6歳頃に、乳歯時代に生えた最後の第二乳臼歯、その後ろに生えてくる臼歯のこと、らしいです。
つまり、乳歯という歴史のない、ハナからガチで永久歯の歯、ということで、これから永久歯を作っていく核となる、大変重要な臼歯、なんですって。
ちなみに「12歳臼歯」っちゅーのもあって、やっぱり12歳頃に生えてくる、6歳臼歯の後ろの歯、だそうです。
その後ろがかの有名な「親知らず」様、25歳頃という、親が知らないうちに生えてくる歯で、これが生えると人間として完成なんですって。お釈迦様はこれが16本もあったとかで、出家なんかしちゃうと親の知らない歯もこんなに生えちゃうのね、と某漫画に描いてあったな。
6歳臼歯は、咀嚼にもっとも良く使う重要な歯で、寿命も早く、40年と言われているそうです。(ダンナ、ジャストでお亡くなり…ちーん)

そんな大事な歯が生えてくるのが6歳で、乳歯にはない、ってのがなんか、神様の示威を感じません?
というか、間引きされてる歯が全部咀嚼に必要な奥歯、ってのが納得いかない。
子供は大人に比べて全く噛めない、ってことじゃん!
想像してみて、自分の奥歯が今より1セクション3本も少ないんですよ?
なーんも食えんがなー!!
私には、「子供には無理して大人と同じものを食わせるな」と言っているように思える…。

うちの息子は、ゼロ歳の頃から、固形物を全く飲み込まないヘンクツ屋です。
おかげで誤飲が今まで一度もないんだけど。
パンが一口サイズで落ちてても、拾って表面舐めて、出す。
溺愛鳥の梅蔵ちゃんのご飯(アワとかヒエとか)を、一粒拾って口の中に入れて、転がして転がして、ペッと出す。
もうね、西原うんぬんじゃなくても、奥歯が全部生え揃い、「噛み砕く」じゃなくて充分に「咀嚼」できなければ、固形物食べさせるのムリなんですよ(泣)
ちいーさいニンジンさんで、胃液ごと出ますからむかっ
「丸呑み」じゃなく、きちんと咀嚼して飲み込む、てのは健康の基本ですから、先天的にこれをしようってのは良いって言えばいいんですけどね。
こういう理由で、第二乳臼歯様ご出現を崇め奉っておるわけですわ。
いやでも、まだ上の第二乳臼歯様は目覚めてないからなー。
本当に2歳半まで、内臓が整うまで、食べさせてくれない気なのかもしれない…。

西原医師著「歯はヒトの魂である」は、すごくオススメの1冊です。
人間、なにげ〜にご飯食べて、子供にも食べさせているけど、噛み砕くと咀嚼の違いがどれほど大事か、よーく分かります。
爬虫類と哺乳類の歯の違いなんて、考えたことあります?
高いお金払ってインプラントするのがどれほどオロカかも、よーくよーく分かります。
将来歯が抜けたら、私も人工歯根してもらうんだー。