6・7ヶ月検診ご報告

次ネタの筆がさっぱり進まないので、検診ネタでお茶濁し(`・ω・´)ゞ

えーやっとこ重い腰上げて、行ってきました、次男の検診。
母子手帳が見事に真っ白なので、普通の小児科に行く勇気は毛頭なく、「薬・予防接種は要らない」で有名?な山田真先生のクリニックへ。
引っ越したらうっかり近いでやんのw
薬を極力出さない先生なので、失礼ながらクリニックはボロいです。
自分も例外ではないけれど、患者(というか客)は「魔法」を求めて門をたたくわけで、「あーたの生活や食生活を直しなさい」などと努力を求める厳しい先生よりは、「ほーら、これを飲めばたちどころに良くなりますよ〜」と毒りんごを差し出す病院の方が、患者にとっては、とりあえず今は都合がいいんですよね、後はどうあれ(-""-;)
そしてそういう病院の方が、「あそこの薬はよく効く」として評判になる、これが現実。
しかし、とある獣医師が仰ってましたけど、「生活習慣は変えたくない、食べ物も変えたくない、でも何とかしたい、というのであれば、ステロイドしかないでしょう。」っていうのも現実で、それが本当のところだと思うんですよね。
悪医の方が儲かってクリニックも立派、やっぱし世知辛い世の中ですなあ。

なんて相変わらず文句ばっかりたれてますけど( ̄Д ̄;;

検診はとてもフレンドリー。
先生と二人の看護師さんに囲まれあやされて(もちろん発達の度合いを見るためもあるのでしょうけど)、ハーレム状態の次男は大変にご満悦きらきら、終始ご機嫌ボウズ晴れ←普段構ってもらってないからな〜(´Д` )
チェキって写真までくれましてん( ^ω^ )、長男の時の近所のクリニックとはえらい違いですわ。
長男の時検診や予防接種で行ってたクリニックは、近いし空いてるので待たない、という条件だけのハゲおやじクリニック、愛想ないだけでなくこいつが予防接種の副作用を認めなくて…しつこいので以下略パー

で、検診終わって、さて、と。
「何か質問はありますか?(意味含)」
「えーーと。見ての通り、母子手帳が真っ白なんでありますがー。」
「(-_-)」
「えーーとですね、破傷風だけって、打てますか?」
「できるけど、自費だよ。」
「まあそこは良いんですけども、どうにも予防接種が納得できなくてですね。」
「でもね、麻疹風しんだけは打っておいた方がいいよ。」
と、この先生をもってしても、そこはした方が良い、と言われました。
破傷風は、昔と居住条件が違って、例えば空き地を裸足で走って釘が刺さるなんて可能性は殆どないから、さほど心配する必要はないんだけど、怪我して病院へ行けば真っ先に打たれるので、ここで避けてても意味がないだろう、と。
実際、長男が2歳の頃ブランコから落ちて顎を4針縫ったんですが(縫ったんですよ、実はムンクの叫び、ブログで触れてないよねこのネタ〜)、その時確かに真っ先に聞かれましたね。
打つんなら、歩き始める前くらいまでに打てばいいんじゃないかと。
麻疹風しんと破傷風は打っても良い、と基本の考えが先生と似通ってたので、ちょっと安心?しました。
ヒブ・肺炎球菌も「要らない!」と一喝。
しかしこの辺、我らが助産院の院長は、打った方が良いとの考えで、多分院長はかかった子供を見ているからなんでしょうね。親心というか。
先生も医者なんだから当然見ているはずだろうけど、その先生が要らないとハッキリ言われるにはそれなりの意味があるんだろうなーと。

先生曰く、「時代がどんどん悪くなっているので」「打ってない人間は反社会的人間としてマークされるよ」と。
特に小学校入学時とか。
言うことを聞かない人間よりは聞く人間の方が都合が良いじゃないですか。
海外では打ってなければ小学校すら入れない国があったり、日本もいずれそうなっていくだろうけどね。
大きくなって医療などに従事する時に打てば良いとの考えもあるけど、短期間でたくさん打たねばならなくなるから、それも大変だし。
こういうのは個々で戦うのは大変だよ、だから間違っても「予防接種に疑問がある」なんて言わない方が良い、何か言われたら、自分が子供の頃大変だったのでとか当たり障りなく言うに限るよ、とアドバイスされました。
本当は我々がもっと戦っていかねばならないのだけど、と先生も無力感いっぱいの感じで(´・_・`)
まーね、私も西原育児をしている人間、検診で嘘八百は長男の頃よりキャリアもあり、慣れておりますのでードクロ
しかし、検診には最低でも行かないと、児相に虐待を疑われる可能性があるので、問診でどんなに嘘をこいても行った方がいいと思います。
本当は、ワクチンは全て、インフルも子宮頸がんもきっちり予防接種やってます、という人が自分の子供を虐待してるんだ、無知の人の正義感は怖い、とある人が言ってましたが、まさにそうだと思います。
が、こんなところで世間に楯突いても何も変わらないのでですね、現状自分の子供さえセーフならそれでいいですから、結果を出すためには嘘もつくし、地雷を踏まないようにシビアに動く派ですよ、私はパー

しかし、ネットの適当な知識でいいとこ取り、だけはしてはいけないと思います。
予防接種怖い、予防接種やらない、言うのは簡単だけど、じゃあやらないならやらないで、他に伝染病に罹患することについて必要な知識と手段をもっているのかと。
西原育児もそうですよね。「離乳食さえ遅らせればいいのね」と短絡的にいいとこ取りだけして自己流になり、真意を理解せず進めれば、危ない橋を渡ることになってしまう。
「なぜそうなのか」をちゃんと考えれば、必要なもの、不必要なものが見えてくる。ワクチンも然りです。
私は西原育児は本の知識から入ったので、そこの部分を見落としていたんですよね。
だから最近は、他の人に「離乳食を遅らせた」ことをカミングアウトするのを、以前にもまして慎重なんです。
ただ、あげなきゃいいんだ、ラクじゃーん、と思われたら怖いから(>_<)←実際それで重度の発達遅れになった人を知っている、と噛みつかれた経験あり(>人<;)この人には高齢出産も恥ずかしい、無責任だ!と噛みつかれたな、そういえば。
知られたら知られたで、その人の動向を注意深く観察するという、頼まれてもいない無駄なことをしなければならなくなる自分がイヤで。いちいち傷つかない言い方を考えなきゃならないとかね、面倒でしょ(~_~;)

例えば私は、レメディーやホメオパシー関係は手を出さないです。
私には全く知識が不足しているし、勉強する時間もない、興味もわかない、こんな中途半端な状態で、ワクチンの代わりに、なんてとても私が踏み入れる領域ではない。つかそもそも向いてないドクロ
レメディーも毒を持って毒を制すものらしいですからね、適当にネットで調べてご注文、なんて怖いんですよね。
漢方も処方が違えばヤバいものですが、そこだけは一応専門家にお世話になってますから〜。
電波系も全然アリですけど、何でも神頼みというのも努力不足というかやっぱり片手落ちですよね。
「私は私のままでいいのよね」なんてエルサがダークサイドに落ちたようなことになりがちだったりして、あの物語だって周囲が大迷惑したんだけどなあ。戻ったからよかったようなものの(´・ω・`)
ありのままとわがままは紙一重なんじゃないかなー。
それが子供の一生に関わるとしたら…。

「人事を尽くさずして天命を待つべからず」
私の座右の銘です。

そんな「反社会的な」検診でしたが、終了後返してもらった母子手帳のコメント欄には先生の自筆で、
「かわいい赤ちゃんです」
と書かれてて、なんかほっこりしたのでした(≧∇≦)
壁いっぱいのアンパンマンといい、先生の根強い人気はこういうところからきているのかもねー♫


もしお近くにお住まいで悩んでいらっしゃったら。
八王子中央診療所

先生監修の本も面白いです。
「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」