次男のその後と、卵醤①

f:id:umetsubasa:20170404060139j:plain

ブログを放置しすぎてもうすぐ入学になっちゃうので、アップ(´д`;)

先日、長男が卒園しました。

せっかくだからバカ殿にしてやれと袴を着せようと思ったら、「ママも着ないと着ない」と言い出し、母ドツボにはまる。

着物なんてどうやって授乳するんだとしか頭をめぐらない。

引っ張り出しましたよ、襟の合わせから乳をw

やってやれないことはなかったっすね。

共襟やら伊達襟やら徹底的に縫い付けてやったぜ。

ここまでやったのにまた外して洗いに出して、しかも着物なんて一度しまったら半永久的に出さないと思ったら人生大負けしたような気持ちになったので、入学式でも着ようと画策中です。

また出すのか?乳を?

伝説の父兄になってしまうわー。

それでなくても小学校ではどんなキャラで行こうか考えてるのにさw

(鬼面は私の心象風景の現れです…お前がこんなこと言い出さなきゃこんな面倒な…ブツブツ)

 

本当に良い幼稚園で、思い入れハンパなかったのですが、残念ながら今年度で閉園なんです。・゚・(>д<)・゚・。

理由は、園長の健康問題。

日本の損失くらいに思ってますよ私はっ。

こんな園はもう、二度とできないでしょうね…。

次男どうすんだ次男!・゚・(゚`Д´゚)・゚・

というわけで、私の健康問題への意識はますます高くなる一方なのでした。

 

どーもこんにちはです(´▽`)

こちら関東では、なかなか桜が咲かずに夜店が閑古鳥です。

やっぱりだんごに花は必要なのねと観察ちう。

長男入学式には咲いていそうで、私はちょっとうれしい♡

 

怒涛の講演会&座談会も終わって数か月たちましたが、インユーライターのあすか嬢が投げ込んだ爆弾により、西原式育児がちょっとした旋風を巻き起こしているようでございます。

わざわざ著名な小児科の先生が「西原式育児というものが流行しているようですが」などと「警鐘を鳴らして」くださってたり、そこにわざわざリンクを貼ってくださる「親切なお方」が沸いて出たり。

どこで流行っているっちゅーねん。

それ、爆心地インユーのあすか嬢しかないじゃんw

だいたい「生後5か月で離乳食を始めなければならない根拠」が全く曖昧なので、そもそもそんな脅しに動じるはずはなく。

そんなことより、最近、母子手帳での離乳食開始時期が7か月になったんですってね( ̄Д ̄)

西原医師いわく、先生方の多大なる努力の賜物だそうですが、しれっと改訂しておいて、今まで5か月や6か月で始めちゃってる子供たちの腸ダメージは誰が責任取るのかしらね?と思うと、モヤモヤが止まらない私(−_−#)

 

なぜ離乳食を早く始めてはいけないのか?

ここでおさらいしておきましょう。

 

「リーキーガット症候群」という言葉があります。

リーキーガット=腸の網がゆるゆるになって中身が漏れ出ちゃう状態のこと。

最近言われだした言葉です。

口から入ったたんぱく質アミノ酸まで分解されて吸収されるんだけど、本来きっちり閉まっているはずの「腸のアミアミ」が、何らかの理由によりユルユルになっていると、たんぱく質が分解されないまま腸から漏れ出てきちゃって、それがアトピーやアレルギーの原因になっている、ということです。

「何らかの理由」とは、大人の場合、食べ過ぎによる疲労や冷たいもの中毒による腸内環境の悪化、腸内細菌の質などが考えられています。

早期離乳食を始められた赤ちゃんにはまさに同じ状態が起こっていて、お腹が未熟な赤ちゃんが、腸の網が閉まる3歳までに母乳やミルク以外の様々な食品を摂ると、それが分解されずたんぱく質のまま皮膚や脳などの外肺葉に捨てられるので、皮膚アレルギーや多動、発達障害などの原因になるのです。

(西原医師に言わせれば、脳には7つの関門があって、そこからばい菌がやすやすと入り込んでしまうそうです。)

 

ここに、たんぱく質どころか、わらや草まで腸を素通りしてしまったウサギの腸の写真があります。

f:id:umetsubasa:20170401145341j:plain

(画像は、「船瀬図書館・月刊誌「森下自然医学」掲載「温故知新」より、森下敬一医学博士の「腸粘膜の研究」から拝借しました。素直にごめんなさい。)

 

この画像は、餓死したうさぎなのですが、この「絶食している状態」とはまさに、離乳食を始める前の赤ちゃんの腸の状態そのものなのです。

腸が出来上がっていないうちに母乳以外の食物を摂取することが如何に危険か、を表す何よりの証拠画像です。

赤ちゃんへの負担を考えると、とてもご機嫌ではいられなくて当然です。

夜泣きとか、ひどいイヤイヤとかねー(´・ω・`)

この仕組みを20年以上も前に提唱していた西原医師は、やっぱり天才だと思うんだな、うん。

 

同時に、この3歳までに培った腸内細菌というものは、一生モノでして、ここで何を食べ、どんな母乳を飲んでいたかで人生が決まってしまうといっても過言ではないのです。

まさに「三つ子の魂百まで」。

ここであまりよろしくない腸内細菌のまま育ってしまった子供は、アトピーやアレルギーや喘息などといった、次々襲いかかるアレルギーマーチと一生戦う人生を送る羽目になってしまうのです。

この人体の仕組みを逆手に取ったのが、最近流行っている「酵素を摂りながら断食しましょう」治療法です。

食物を摂るのをやめ、その人のヘボい腸内細菌を助ける酵素を取り入れます。

まさに「おっぱいだけ飲んでいる赤ちゃん」と同じ状態にしてやるのです。

そうすることによってアトピーやアレルギー、更にはがんや糖尿など、西洋医学では「無理」とサジを投げる大抵の病気を治してしまうのだそうです。

逆に言えば赤ちゃん時代に、腸や腸内細菌が整うまで食べ物を摂らず、母乳という酵素を飲むことで、これらの病気に罹りにくい丈夫な体を作ることが可能なのですよ。

私の100歳になるおばあが、どれほど毎日カップ麺を食べてもリポDを飲み続けても全くお迎えが来ない理由がココ。

彼女の赤ちゃん時代は、好むと好まざるとに拘らず、強制的に「粗食」だったのです。

おっぱいくらいしか口に入るものがなかったんだなー。

あっても大根とかくらいで。

 

ね?何の根拠もなく生後5か月からご飯食べましょうなんて、言っちゃいけないと思いません?

 

ちなみに、後発的な食物アレルギーではなく、先天的ともいえるアトピーやアレルギー、乳児湿疹は、産前産後や「妊娠前」のお母さんの低体温が、原因として一択かなあと最近思い出しております。

そう思う経緯は長くなるので省きますが。(そのうちまとまったら書きたいと思いまーす)

戦前戦後の子供の平熱って、38度だったって知ってます?

今38度なんてあったらタミフル処方されますよ(実話)。

「うちの子平熱37度でーす(´∀`)」

とかドヤ顔しててすみません…。

体温が1度上がれば、がん細胞だって増えなくなるんです。

現代日本で普通に生活していれば、低体温で普通です。

妊娠前に体温を上げる努力ができる女性が、どれほどいることでしょう。

西原医師が「冷たいものは摂ってはいけない」「赤ちゃんを冷たく育ててはいけない」と口を酸っぱくして言われる理由です。

色々巡って巡って、たどり着くのはやっぱりここなんですねえ。感慨深いぞと。

 

じゃあ腸の網が閉まるまで母乳だけあげてればいいんじゃん?というと実はそうでもなく、その大事な酵素である「母乳の質」もその子の人生に大いに関わってくるんです。

 

というわけで、やっとここで次男の話が出てくるのですが。

 

★前回までのお話★

久保さんの講演を控えた2週間ほど前から、快便だった次男が便秘気味になり、同時にグズりやすくなる。

なんだかな?と思いつつ、講演後に久保さんの激痛おっぱいマッサージを受け、母乳の質も量も改善すると、グズりも止まり、情緒も安定してお友達とのおもちゃの取り合いが格段に減り、落ち着いてきた。

そうか、この子も質の悪いおっぱいでお腹がざわついていたのね、という発見。

 

おっぱいの質が悪くなった原因は、1年前にやってもーた乳腺炎

その後のケアを放っておいたのが大変良くなかったらしいです。

残ったしこりがしこりを呼び、右はほとんど分泌が止まっている状態でした。

マッサージ後は乳腺も復活し、3週間ほどかけて、次男の便の状態も快便に戻りました。

マッサージを受けた直後の次男は、食事もあまり摂らず、多少のミルクのみであとはおっぱい飲んでひたすら眠っていました。

1か月ほどして、急に食べたものがちゃんと身になってきている実感が出始めました。

食べているものも割合も何も変わってはいないのだけど、ああなんか、やっとお腹が整ってきたんだなあという実感。

情緒面でも、時々ケンカはするものの、お友達ともなんとか遊べるようになってきました。

まあもうすぐ3歳だしね?

良いおっぱいによる腸内環境改善は、間に合ったか?間に合ったのかっ?!(゜д゜;)

 

私の場合は、長男の教訓から、歩き始めるまでに体重面で勝負をかける!と、次男を産んだ直後から造血にずいぶん気を配り、毎日「十全大浦湯」という漢方の摂取を心掛け、小豆餅を毎日2個、そりゃもう見たくもないくらい食べ続け、乳を出すことにまい進致しました。

東洋医学の施術も定期的に受けていたので、乳の出も流れも良く、おかげさまで完母にしては長男よりは体格が良いです。

しかし、長男の頃よりは無理をするもので(育児も二人分だしねえ?慣れもあるしさ)、長男の時はやらなかった乳腺炎による高熱を発症、しかし悔い改めることなく現在に至るw

 

お母さんは大変です。

いや、お父さんも大変なのは重々承知なのですけども、女性が子供を産み育てるということは、出家して修行しているお坊さんに似たものがあるそうです。

実際修行は、子を産む女性には必要ないらしいですよ。

現代の女性として享楽を味わい尽くしてた今までのすべてを完膚なまでに叩き壊し、そこに新たな自分を構築する。

そうしないと、24時間すべての時間を他人に合わせるなんて、到底できないんですわ。

外出もままならず、おっぱいのために好きなものも食べるのを我慢して、本を読むヒマもなきゃ子供への影響を考えるとテレビも自由に観られないし、喋らんわ何考えてるかわからんわな生物の相手をしつつケータイだって電磁波が気になるし…、ソファに座ってDVDとか、1年に1度でもいいからやってみてえよ、という生活が、いつまで続くんだコレー!と叫んだ新米のころ、そんなん今でも現在進行形ですがなw

それでも頑張れるのが、そしてそんな生活が楽しめちゃうのが、ホルモンというやつのええ仕事なんですなあ。

 

ある意味「重労働」な子育てという仕事、これが、お母さんが持つ基礎体力によっては、天国にも地獄にもなって当然だと思うのですよ。

体力が足りなければ、ホルモンだって十分に出ないですから、そういう面が昨今の虐待やネグレクトに一役買ってる可能性は十分にあると思います。

 

自分が食べるものすらおっぱいに悪いだの詰まるだの色々ケチつけられて、年がら年中おっぱいにダイソン君は吸い付いてて体力は消耗するし、妊娠前の生活がとか体温低いとか、産んじまった今さら言われてもだし、体力上げろと言われても最低何か月も時間のかかることそんな悠長なとこ言ってる間に今この場で目の前の赤子をどうにかしないといけない背水の陣、どうしたらええちゅうねん!

というアナタ。

 

ひとつ、即効性のある良い方法がありましてよ♡

 

長くなるので、また次回。

ひっぱってないよん、近日中に♡