ワクチン講座受講証明書の絶大なる効力〜戦場は3歳児検診の巻〜
おや、クモの網に昆虫が2匹、かかってますね。
拡大。
昆虫の正体です。
昆虫というよりサル科サル目。
兄サル弟サルがパチンコ玉のよーに登ったり降りたりしとりますw
この兄弟ザルがクリソツだと長男の学校でちょっと有名♪顔に名刺を貼っているようだとw
弟サルが初めてこのロープツリーに登ったのが2歳。しかもてっぺんまで。
ぼーっと眺めている母の横で、見知らぬ人がオロオロ心配してくれるという、まあそうだよね普通2歳がこれに登ったら止めるわな〜。
いいのよ落ちたって、どうせ下の網にかかるだけなんだしさ。
本人だって落ちたかなきゃしっかり掴まるだろうし、ちゃんと四肢がコントロールできてるんだからへーきへーき。
ちなみにちゃんと1人で降りてきました。
逆にこれ、無理に登らせると自分で降りてこれないですよね。
この公園は、長男が幼稚園の頃散々保育で利用した公園。
このすぐ近くの小学校に進んだので、毎朝共に登校していると、自ずと次男もここでワークアウトすることになります。
アニキの小さい頃ほどの運動神経はないですが、次男もそれなりに登っていきます。
おかげさまで体が締まってきて、検診前だっちゅーのに1ヶ月もしないうちに500gも減ってしまいました(ーー;)
長男よりデカく推移してきたはずなのに、3歳児検診時点では200gしか違わなくなってもーた(*_*)
長男があの体重だったのはもしやそういう意味だったのか?と。体脂肪率すんげえ低いはずだもんな。
次男の3歳児検診へ行ってまいりましたの、ご報告。
この間書いたばっかりなのに、私にしては優秀なブログアップペースですが、単純に、放置すると年寄りは忘れるからアツいうちに書いとかないと、という極めて後ろ向きな理由(*_*)
前回の検診は1歳半。
あれからもう2年近く経ったのか?うっそーん。
あの時検診会場での、アタクシの華麗な演技がまるで昨日のことのように思い出されますが。←年寄りは日々時間の経過が早いw
↓よろしければ過去ブログ
1歳半検診リターンズ
http://umetsubasa.hatenablog.com/entry/20151125/1448389503
長男の時の3歳児検診ネタ
http://umetsubasa.hatenablog.com/entry/20130705/1372984609
今回はどんなキャラでいこうか、いつもならでっかい猫の被り物の中、腹黒い私毒吐きまくり作戦なのですが、なーんかこの日、私ったら気分は戦闘モードだったのよね。
なぜなら。
今回の私は丸腰ではないからなのだ〜。
むふふふふふ(≧∇≦)
ここで、私の住んでる地域の検診の流れをご説明。
①受付で書類と母子手帳の確認
②保健師による問診
③歯科検診
④身長と体重の測定
⑤小児科医による検診
うちの場合、検診で問題になりそうな点は主に3つ。
・まだおっぱいがガチ現役
・3歳にして離乳は完了していない
・前回同様、今まで受けたワクチンは1種類のみ(麻疹単独)
まあ〜なんてレベルの低い育児なんでしょうww
長男の時ワクチンは、定期接種は受けていたので検診で引っかかる心配はなかったのですが、そのかわり長男は体重が成長曲線ギリギリで甚だ不安だった。
次男も成長曲線は下の方ですが、見た目にがっしり君なので、そこはチェックは入らなそうで安心。
そのかわり3歳になっても受けたワクチンは1種類のみと、これが検診的に一番ヤバそうです。
どう切り抜けるか。
ちなみに私、検診は必ず行くことをモットーとしております。
離乳食が遅い、この世間を欺く育児を突き通すには、ツッコミどころを与えてはなりません。
どんなにウソをついても、検診は行きます。
いいんです、結果がオーライなら全てオッケー。
①まず受付にて。
書類と母子手帳を提出。
事前に記入しておいたアンケートを確認し、母子手帳を開いて、中に紙が挟んであったりすれば、それを取り除いて親に返します。
会場で落としたりして無くさないようにという配慮ですね。
私の時も母子手帳を開いて、中の紙を出そうと
「あ、すみません、それは挟んでおいてください、これから検診で必要になるので。」
ん?なんですかこれは?
受付の人の顔色が変わります。
なんでしょうこれは。
これです。
「ワクチン講座受講証明書」
別名・印籠。
発行元・やまびこ小児科クリニック(山梨)
こちらの先生は、ワクチンに悩むお母さんたちの味方。
ワクチンに対する正しい知識と考える姿勢を提唱するため、全国を回って講演会を開き、希望者にはこの証明書を発行してくださるのです。
たまたまこの3月に、私の在住する市の隣で講演会が開催され、この印籠欲しさに私も参加したのでした。
この証明書は、お母さんたちが母子手帳に挟んで常に持ち歩けるように配慮されたサイズなのです。
そう、この日は、この印籠のかめはめ波効果がどのくらいのものなのか、腕試しの日でもあったのですよ!💪✨
しょっぱな受付の人は、この紙を見て顔色が変わったので、どうやら早速効果を発揮しているようです。
それでも落とさないように大きいクリップで留めてくれました。仕事熱心なよい人だ(´∀`●)
②保健師による問診
受付が終わると、問診前に待合室に通されました。
用意されたおもちゃで遊ぶ同年齢の子供達。
長男のときは、保育士さん?の紙芝居だった。お題がカレーの作り方で、軽くカルチャーショックを受けた覚えが( ゚д゚)
問診する部屋に呼ばれても、実際にテーブルに着くまでにもまだ待たされたので(病院で診察室前で待たされるアレ)、ちょうどお昼寝の時間に検診に呼ばれているもんだから当然眠くなり、「おっぱい~!」とグズる次男。
仕方がないのでその場で授乳、順番が来て呼ばれたので、繋がったままテーブルに着きましたw
3歳児に授乳をしながら問診を受ける親、前代未聞じゃないでしょうかww
おっぱいで口がふさがっているので当然何を聞かれても答えず、でも保健師さんもお昼寝の時間に呼んでいるという自覚はあるので、返って同情してくれました。
事前に書き込んだアンケートを元に問診は進みます。
「おっぱいは、まだ、やってるのね」
はい、今まさにアナタの目の前で♥
そして、長男のときもそうだったけど、一日に飲んでいるものの調査で、「牛乳・ミルク」と、そこを同じフォルダに一緒くたにするのはやめてもらえませんかねえ?
うちの息子はミルクは飲んでても牛乳は飲んだことはありませーん。
ミルクと牛乳は意味からして別物ですがな。
ミルク飲んでるなら早く牛乳飲めや、というミスリードが透けて見えてとってもイヤ。
そしてここでも。
「ワクチンは…、あれ?これは?」
母子手帳の後ろにはさまれた、燦然と輝くワクチン印籠✨✨
「ええ、長男のときに、ワクチンを受けるたびにひどく体調を壊しまして、次男はもう受けるのが怖くてですね、かかりつけ医に相談したら、じゃあ麻疹だけは受けなさいといわれまして。
それでもやっぱり次男もひどく体調を崩したので…」
「…あらそう~。じゃあ次はあちらへどうぞ。」
これで終わり。
明らかに、面倒には関わりたくないという態度。
おおう、これは効いてるんでないかいかめはめ波!
しかし、おっぱいで寝てしまった次男を抱えて(しかも一部繋がってるw)、この先検診をどう終わらせればいいのか~。
頭を抱えながら、次の部屋にはいると。
そこは阿鼻叫喚の生き地獄!!
③歯科検診なんです。
3歳にもなると、たいていの子供には虫歯があって歯医者で痛い思いをしているので、カーテンの向こうにいるのが歯医者だと勘づくとパニックに陥り、力いっぱい抵抗してギャン泣きするのです。
一人がギャン泣きすれば、それはもう伝染広場( ゚д゚)))
パニック会場を目の当たりにして、ドン引きする私と次男((((;゚Д゚)))))))
あまりのすごさに目が覚めた次男は、返って冷静になっちゃって、その後の検診は滞りなく終えることができました~。災い転じてなんとやら。
絵本なんかを読み聞かせながら待っていると(ギャン泣きで聞こえないw)、順番が来て呼ばれ、歯医者の前で向かい合って私の膝に乗せ、仰向けに寝転がって口をあけます。
大人しく口を開ける次男。
母乳ガン飲みで歯磨きも重曹水で超テキトー、チューしまくりの絶対虫歯菌だらけでフッ素も塗ってない次男様は、、もちろん虫歯ナシ。
それでも今回は一応前の晩忘れず磨いたので、汚れているという指摘もありませんでした。←これが毎度検診の度に磨くの忘れて怒られてたんだw
というか、周りがあまりにも騒然としてたので、されるがままの次男が賞賛されるという。
「おりこうですねえ!歯医者さんは慣れているんですか?」
「違います、歯医者に行ったことがないから、何をされるかわかってないだけです!」
そう、次男は今まで一度も歯医者に行ったことがないので、いやな思いも痛い治療も経験がなく、だから大人しいだけなんですよ、そんなこと当たり前じゃないですか~、やだなあもう、何人子供たちを見てきてるのよ〜。
これでも長男のときは、一度だけ歯医者へ行ったんですけどね、1歳ごろ検診に。
強制フッ素塗布の予約をさせられて以来、歯医者の敷居をまたいだことはないな。
保健師さん?は問診表を見ながら、
「おっぱいは、飲んでるみたいだけど、これは夜だけですよね?」
「はい!」
授乳服を着ていながら堂々と答えるという、大変ずうずうしい私w
それでも前回の検診や長男の時のように、母乳を飲んでいるからとしつこく説教されることがなかったです。
長男の3歳児検診の記事を見てもらえれば、対応がずいぶん違うことがわかります。
間のブランク4年。
検診も全体的にずいぶんソフトになっているような??
人の当たりが良かったのか?
それともあまりにもの阿鼻叫喚で、みんな疲弊してたのかなあ?謎です。
④それから服を脱いで身長と体重の測定。
嫌がるんだろうね、みんな。
わかるんだけどさ、体重計の足を乗せる部分いっぱいにアンパンマンの顔を貼るのはどうなんだろう?
これ喜んで踏む子供がいたら問題だと思うんすけど。(うちの息子は乗ったがw)
「踏み絵だ、踏み絵」
って言ったら、「お母さん!」って保健師さんに肩に思いっきりツッコミを喰らった🖐
見てたらやっぱり、どんなに乗せようとしても磁石の反発のように足を浮かせる子供が続出してた。
君たちねー!そこ、プロなのか素人なのかわかんないぞー!
それにしても、長男の時よりおむつ率が随分上がってましたね。
パンツは女の子に少しいるくらい、男の子はうちの子供以外は1人もいなかった。
たまたまかしら?
別におむつでも良いとは思うんですけどね、おしりへの無関心の果てなら良くないんじゃないかなあと。
さて、本丸。
⑤小児科医による診察です。
診察している小児科医は2人。
気難しそうなじいさん医者と、多少若めで朗かそうな女医さん。
女医さんの方に当たらないかなあ。あっちのがラクそうだなあ。確率2分の1か。ホ・オポノポノでもするか。(こういうオカルト系にもソコソコ門戸あります私w)
ほら当てた、女医さんの方♪
呼ばれて入って、聴診器当てて、お腹診て、タマタマも確認して、全て異常ナシ。
離乳食なんかはもう、まさかこの年齢で完了してないなんて誰も思わないから、アンケートに質問項目すらなく、自分からカミングアウトしなければ疑われることすらありませんので、問題ナシ。(西原的にクリアが一番難しいのは1歳半検診だよね( ;´Д`))
いよいよワクチンについて。
「お母さん、これは、ワクチンはしないという方針ですか?」
あれ?私の方針を聞いてるのか?ずいぶんソフトだな?
そこでもう一度、問診の時と同じ答えを言います。
「実は長男が、ワクチンの度にすごい副反応を出したので、次男にワクチンをする勇気がどうしても出ませんで、かかりつけ医に相談したら麻疹だけでも受けておきなさいと言われたので受けたのですが、やはりひどく体調を崩しまして」
「ああそうだったんですか」
と、これだけでも十分に通りそうな気配ではあったのですが、せっかくなので。
「それでどうしても受ける勇気がなかったので、こういうものを発行して頂きまして」
と、「ワクチン講座受講証明書@やまびこ小児科クリニック」を見せる。
「これは?!」
ものすごく驚く、朗かな女医さんと、側に仕える保健師さん。
「ええと、これは、この小児科の先生が、全国を回ってお母さんたちにワクチンの説明をしてくださってて、その時に発行して下さったものです。
たまたま隣の市で講演をされたので。」
「これは〜!どこの方が出されたものですか?こういうのは初めて見ました!!」
と、やまびこ小児科クリニックの名前をメモしておりました〜。
そして、「なるべく受けてくださいね」でめでたく無罪放免✨
いいよね、多かれ少なかれこうやって誰かがこの先生の存在を広めるんだから。
面白くなく思う医者も出てくるかもだけど、やまびこの先生もそこは覚悟の上でこれを発行されているんでしょうから。割印まで押してさ。なかなか出来ることではありません。感謝。
このノリで、西原先生も「離乳食遅めてます証明書」とか発行してくれないかしらねえ?
検診の時とか保育園組がめちゃくちゃ救われると思うんだけどなあ。
離乳食は万病の元なのに、認知度が低いことと、具体的病名がないことの歯がゆさ、かな。
牛乳は乳糖不耐症が世間に認知されたおかげで、無理に飲ませなくても良くなったけど。
牛乳も乳糖不耐症が認められるようになったのって最近ですよね。
私の住んでる市と隣の市で認められたの、ほんの数年前。
長男産んだ頃はどこで診断書もらおうかコネ探しに必死だったから、長男小学校滑り込みセーフ!人生やる気マンマンだねアンタw
ただ、みんなが飲んでるのに自分だけ持参のお茶なので無駄に飲みたがっちゃって、ただいま自然食品店にて「想いやり牛乳」注文中。
想いやり生乳
今牛さんたちの子育てシーズンで子牛さん優先につき、1ヶ月待ち。まあ当然か。
ここまでクオリティの高いものを嗜好品でたまに飲むならオッケーです。
粗悪な、しかもキン冷え牛乳モドキを毎日飲ませられる言われはありませーん。
腸は大切にしなくちゃね♡
ワクチンの接種には自由意志が認められており、強制的に接種させられるものではありません。
なのに医者や検診で、あたかも義務のように、何のインフォームドコンセントもなく家畜のように刺されているのが現状です。
それどころかどんどん種類は増え、6本同時接種とかね、混ぜて刺してるとかね、キミたち本当に医者かね?と疑うねここまでモラルが崩壊してると。
世の中を変えるにはラベルを見ろ、と主張している人がいます。
自分が買う商品には何が使われているのか、そこに関心を持つことで企業の暴走を止めることができる、と。
買い物は投票だ、とも仰ってましたね、その通りだと思います。
自分や自分の子供の体に直接打ち込むようなものが、何からできて何が入っているか知らないなんて、冷静に考えれば甚だおかしな話です。
我々がそこに無関心だから、企業が金儲けに走るんです。
みんなでラベルを見て、これがおかしいとみんなが気づき始めれば、手のひらを返したように誰にも知られないうちに商品を下げるのが、企業というものです。
そのかわり知らぬ存ぜぬで過去に責任は持たないけどね💢
良くも悪くも今はネット社会です。
私程度の人間でも、ある程度の情報は手に入れられるようになりました。
なったからこそ、「ワクチン講座受講証明書」なんてものを手に入れることができたんです。
わずかかも知れないですが「知る人がふえた」という事実が、長男と次男の間たった4年間で、検診をここまで変えることができたんだと思うんですよ。
これは大きな変革だと思います。
加えて、日本は「肩書きがモノを言う社会」です。
患者側が東大卒だろうがスタンフォード行ってようが、医師免許がない限り何を言っても鼻で笑われるだけです。
どんなにポンコツでも医師免許さえあれば医療行為が許され発言権がある…医師免許も更新制にすればいいのにね、運転免許だって3年に1回ぼったくられるんだからさ。←永遠のブルー免許(ーー;)
だから、何も資格のない人が、丸腰で戦ってはいけません。
ワクチンを打つも打たないも自由なんですから、もし打たないと決めたなら、このような良心的医師からの助け舟は大いに活用すべきだと思います。
決して1人で戦ってはいけません。
戦って泣かされて帰ってきたママ友がいたけどさ。(毎度引き合いに出してごめんよマユミさんw)
無知は罪です。
我々が知る努力をすれば、「常識」と呼ばれる、実は世の中の特定の人にとってしかメリットのない不文律を変えることができ、レミングスの群れから脱却できるはずです。
というわけで、次男の3歳児検診は大団円で終わることができました♡
もちろん最後には、「乳がん検診はいらんかえ〜」保健師さんが回って来ましたが☆
キレイで優しそうな人に「今日はお疲れ様でした、よく頑張ったね、お母さん育児大変でしょう〜」と言われると、ほだされます♪( ´▽`)
あれ絶対勧誘用に選抜してると思うぞw
終わってから、長男にお土産でもと売店に寄ったら、ここまで阿鼻叫喚が響き渡ってて…( ;´Д`)つかまだやってんのかあいつら〜。
「いつもこうなんですか?」
と聞いたら、
「まあこの年代の子は、こうですよね〜」と苦笑い。
子供を虫歯にだけは絶対させまいと心に誓ったのでした( ;´Д`)