教育についての一考察

つぅ〜な話 西原式育児の実践と検証
英会話クラスでの風景。
こう書くと、「げっ、英才教育ババア!?」と思われそうですが、むしろ逆なんで、そこんとこ〜パー

生来ズボラで怠け者な私の大好きな言葉が、
「合理的」とか、「一石二鳥」とか。
いや一石三鳥四鳥でも大歓迎なんだけど。(うちの鳥には石投げないでねっ)
確実に効果が保証、または予想できるものでないとテンションが上がらないタイプ。
女性ならよくある、「なんかこの方法、私のフィーリングに合っているわ〜ドキドキ」だけでは、全く長続きしないのですわムムム
だから、いろーんなことに茶々入れたり突っ込んだり文句ばっかり言ってるんですな( ̄Д ̄
脳内ディベートに論破したもののみ、めでたく採用と。
動きは最小限に抑えたい、まさにナマケモノな私。

今回のお題は、現代人なら避けて通れない、子供の教育問題。
私は教育も、「西原育児」一本です。
「脳の発達を邪魔する『何か』がなければ、個性は如何なく発揮される」
これが私の教育方針。

同じ西原育児ブログで時々覗かせていただいている方に、3人目を西原育児で育てている方がいます。
(許可なしなので、リンク貼れなし。勝手に引用、ごめんなさい〜(>_<))
一人目は普通に保健所の指導の通りに育てて、見事にアレルギー児。
二人目は半信半疑のなんちゃって西原育児。
三人目は、妊娠中から徹底してやられていて、現在生後5,6ヶ月目くらい?
この三人目ちゃんが、本当に賢くて、意味のない泣きは一切なく、この月齢で完全に空気を読むんだそうです。
今までの子育てとは本当に全く違うんだそうで。
同じ両親から生まれているのだから、この場合よく言われる「遺伝性」だけが原因ではないのは確か。
「素」の人間は、これほどまでに優秀でクリアーなんだと感動します目
スポック博士の悪しき影響で、赤ちゃんはただの肉の塊なんて暴論が最近科学的にもようやく否定され、「胎児にも感情があるのでは?」なんて言われて久しいですが、そりゃー当たり前!
ただ医者の見える場所に出現していない(=産まれていない)というだけで、細胞分裂から自分の体を全て作られるお母さんの胎内環境が、子供の発育に影響しないなんて考えるほうが不自然でしょう。
胎児の環境は100%お母さんのお腹の中、赤ちゃんの成長がスムーズにいくように、妊娠中お母さんが冷たいものを食べないとか無理をしないとか配慮するって、子供の質にとても影響するはずです。
泣きながら体の不快と一生懸命戦っている子供と、それらが一切なくゆったりと赤ちゃん時代を過ごせている子供。
同じ音楽を聴いても、効果も吸収率も違うはず。
逆に言えば、体の不快さえ起きない育児を心がけていれば、体は丈夫なうえ、この人間本来のクリアーさが保てるというわけ。
ああなんて究極の一石二鳥なのかしらドキドキ

記憶は脳だけではない、も、今や常識ですよね。
細胞のひとつひとつに記憶は埋まっている。
体の快・不快は最も鮮明に細胞に記憶されるはず。命に関わるのだから。
これらが人間の性格形成に大きく関与する、のもまた必然ですよね。
東洋医学の、肝が弱い人は○○な性格、腎が弱い人は△△な性格、なんて話がようやく現代科学で裏づけされてきてるわけです。
だから優しい子に育って欲しいとか、物怖じしない子に育って欲しいとかいう願いで、色々な大義名分を子供に押し付けるんなら、究極、体の不快が起きないように育児するのが最も合理的で、人間性も育ちやすい、というわけです。
これで一石三鳥だ。

教育といえば、早期教育・右脳教育。
いま巷で盛んにやられていますね。
私も一時期グラッときた経験アリ。受験世代なのでねえぼー
でも冷静に、「右脳開発ってなんだ?」と思うと、疑問なんですよね。
右脳って、そもそも感情とか五感とかを司る部位。
3歳までにそれが優位であるということは、3歳までは五感を磨くことが人間として必要だから。
そこに反射を利用した記憶の詰め込みなんかやったら、この時期必要な人間性の形成が脳みそから負け出やしませんかね?
将来の何かを期待して詰め込んでいるんだろうけど、人よりナンボか早くできたという親の自己満足を満たすだけ、だったりして。
フラッシュカードで、例えゼロ歳でそれがリンゴださくらんぼだって言えたとしても、その程度の言葉は長い人生でいつかは言えるようになるんだし。
絵本だって、やたら数をこなすのを奨励するのは、やっぱり無意識の記憶量蓄積を狙っているんだろうけど、本は、自分で世の中に疑問を持って開いて初めて、頭に入るもの。
今必要なのは、親が子供に絵本を読むという「ふれあい」であって、量ではないはず。
そもそも今の、個人の記憶量だけを重視した受験とそれを目的とした教育は、「株式会社・日本国」のシステムを維持する忠実な構成要員を養成ためだけのもので、システムを作る側の人間にはなれないと思う。
そして最近の研究では、新しい本を次々与えられた子供と、ひとつの本をじっくり数ヶ月に渡って読んだ子供では、後者のほうが明らかに知能指数が高いという結果が出たらしい。
偉いセンセイに研究していただかなくても、なんとなくそうじゃないかなと思っていましたけど、やっぱそうなんだー。
「指先を使って知育」とか、お年寄りのボケ防止じゃあるまいし、子供なんて上昇志向のカタマリなんだから、そんなんいつかはできるようになることをなんでそんな早期に人よりも早くなんてケツ叩いて、そんなんで高い教材買わされたりとか、騙されちゃイカンがな。
早いうちから文字を叩き込まれた子供は、ミミズを見ると「し」とか「L」とかって読んじゃう、とかに至っては、もう、明らかに弊害でしょう。
自分の子供で、インプット脳、支持待ち人間という「実験結果待ち」をする必要がどこにあるんでしょ。
しかも高いお金を払って。

脳を鍛えるんなら、右脳とか左脳とかじゃなくて、社会性を司る「前頭葉」を鍛えることだと思います。
そして、前頭葉は、体を動かすことによって刺激される。
だから子供は、外で遊ぶ必要があるんです。
「右脳開発でDS」なんて、本末転倒もいいとこだと思うな〜。
同じ事を繰り返しやる、やらせる、ボタンを押せば同じ映像が流れる。
反射を鍛えるだけの教育のオロカさ。
よく考えてみると、自然界には同じことはただの一度として起きないんですよ。
世の中は全てが予測不能、我々の教育とは全く逆。
自然はそれを教えてくれる、養老孟司さんのいうことは全くその通りだと思います。

西原育児やってると、子供はみんな小ぶりな体つきです。
小ぶりだから小回りが利き、よく動く。
人より小さいと色々心配されるけど、よく動いて前頭葉を刺激できるから、私は子供は小ぶりで良いと思うんです。
よし、これで一石四鳥だーグー

ただ食べ物のことに気をつけたりするだけで、これだけの効果が狙えるんですね〜。
お金かからないしキャッ☆きらきら
あっ、五鳥目めっけっ!(でも鳥さんに石は投げないでねえ゛!

ただし。耳に対する働きかけは、親が積極的にやっていい分野だと思うんです。
現代は、普通に生活していたら雑音だらけですからね、耳を澄ますということがない。子供はみんな軽い難聴に陥っているそうですよ。
それに、語学のセンスは音のセンス。よく聞くところから語学の習得は始まる。
日本語は日本でしか通じないし、これだけグローバル化してしまうと、この先世界の主要言語がひっくり返る可能性は低いので、やっぱり英語は必要です。
まず、常に雑音を撒き散らしているテレビを消して、静寂を作る。
そして、オルゴールや鉄琴などの、きれいに響く金属音で遊ばせると、耳のセンスがよくなるんじゃないかな。
耳を澄ませる訓練をしながら、たくさん語りかけやよい音楽を聞かせる。
よく言われる「CDのかけ流し」は、私は雑音の部類に入るんじゃないかと思うんです。
だって集中して聞かないもの、自分だって。
ダンナいわく、「しっかり目を見て語りかけられないと、語学は習得できない」んだそうで。
やっぱり語学には、付随する文化がついてこないと。
というわけで、冒頭の英語クラスの画像なわけです。(ほんと長いわ、自分…ムムム
これ、ただネイティブに遊んでもらってるだけ。
座学はキライになるだけだから、そういうクラスを探しました〜。
福生の米軍基地が近いという地の利を生かして、もう1コマ、基地内ホストファミリーのネイティブマッチョベビーに揉んでもらう計画水面下で進行中ドキドキ
毎日リビングから軍用機のハラの模様まで拝ませてもらってるんでねむかっ、そのくらいの恩恵はいただかないとグー
私も子供も羽フェチだからいいんだけどさ。

身体面の発達については、私はバレエをやらせたいと思ってます。
クマカワになれ、と言ってるんじゃないんですパー
バレエは、手が伸びて足が伸びて首が伸びて姿勢が伸びるから。
左右対称にバランスよく筋肉を使うことは、体のバランス感覚を鍛える。
体のバランスが崩れると、心のバランスも乱れがちですからね〜。(←自分がそう)
柔軟性は、若さと全ての身体機能の源だと思うし。
いきなり子供をバレエクラスに突っ込んでも、そりゃ嫌がるでしょうから、まず自分が子連れでバレエのストレッチへ通ってます。
というか、この話をしたら、ご実家がダンススタジオをやっているママ友達が、そういうクラスを開いてくれた。
こんなとこまで身内で済ませられる…、本当に良い仲間に恵まれております。
今のところ子供達は広い体育館を走り回っているだけですが、母親共から時々こんな悪さをされてます↓

つぅ〜な話 西原式育児の実践と検証


















こいつら全員男子w
うちの息子だけ仁王立ちでね、がっつり農耕系というか、そもそもバレエってガラじゃねえよなー、っとムムム