次男の離乳食事情
近所の懐石料理屋にて。
長男よりも1年近くも早くにデビューしてますが、食べているのは白いご飯とみそ汁の「汁だけ」ですw
まあ、長男よりは普通に食べます、次男様。
長男は、3歳過ぎまで、80%母乳とミルク粥だった。
私がそうしようとしたんじゃないのよ?
あの手この手で色々やりましたけどね、テコでも食べなかったのだ。゚(T^T)゚。
その後も野菜関係はほとんど食べず、今に至る。
あの手この手をやったおかげで、食べさせたくないものが好物になっているのが痛いところ(>_<)
ウインナーとか、ジュースとかね。
ウインナーは色々フリーなもの、ジュースは100%しか許してないですが。
というわけで、長男はあまりにも特殊だったので、私が普通の離乳食の進め方っちゅーのを知らないわけですよ。
そもそも「離乳食」ってよくわかってないのよね、私。
おかゆ以外、作ったことがないもんさ。
先日ママ友ライターにインタビューを受けたとき、「普通の離乳食の進め方ってこうなんですけど」って本を渡されたけど、それ読んで、本気でひとつもやっていないことに気が付いた( ̄□ ̄;)
そもそも「離乳の完了」って何だ?
「幼児食へ移行」って何だ?
普通のご飯が食べられたらおっぱいは終われ、って言ってるの?
そんなきっぱり変われるわけがないじゃんね、機械じゃないんだからさ。
おっぱいの時期と普通食の時期と、重なってて当たり前でしょう??
そんなこと言ったら、いまだに寝る前にミルク1本飲み干している6歳長男なんか、まだ離乳食食べてないといけない、ってことになるじゃんw
おエライさんの言うことって、突飛過ぎてわかんないわー。
でも普通のお母さんは、一生懸命すりつぶしてゆでこぼして、幼児食になる前におっぱいなりミルクなり必死にやめるんだよね?
大変だあ。
そんなわけで、ド素人な母親による、次男・離乳食変遷の巻。
おかげさまでおむつ外しは無事2か月弱で終えることができまして、次の目標はせめて2歳半まではミルク粥中心で行きたい!、と思っていたのですが、2歳3か月くらいであっさり普通食に移行してしまいました。゚(T^T)゚。
もちろんおっぱいは通常営業ですけどね。
今までの流れとしては。
2歳1か月から離乳食を開始。
本当は重湯に1か月かけるところを駿足で終わってしまい、おかゆに移行。
おかゆも1か月かけるところを2週間で飽きてしまtったので、すかさずミルク粥へ、しかしこれも1か月で飽きられてしまったので、仕方なく白米へ。
根菜っちゅーもんを与えてみるべきか?と、
試しにサツマイモをゆでて食べさせてみました。
食べる。
食べる。
(言ってしまえば長男は今でも、時々焼き芋を食べるくらいにしか食べない。)
そうか食べるか。
じゃあ次はかぼちゃか?
食べる。
食べる。
(言ってしまえば長男は今でも、時々かぼちゃの天ぷらくらいしか食べない。)
……ニンジン?
食べる。
超食べる。
自然食品店で売っているような、すげえニンジン臭いのが大好き。
(言ってしまえば長男は今でも、うすーく切って茹でて車の型抜きをして弁当のご飯の上に乗せたやつしか、食べない。←多分義務感)
葉物。きゃべつとか。
食べる。
大好き。
(言ってしまえば長男は、お友達の家で焼きそばが出ても、きゃべつが入ってるといって口をつけない。)
ブロッコリー。←今ココ。
超超大好き。
(長男は、特にブロッコリーが大嫌い。でも食べるというんで、お弁当に天文学的数字の小さなブロッコリーを入れたら、幼稚園で盛大に吐き散らかした「お弁当には食べられるものを入れてくださいね」とやんわり注意された)
心配になりましてね、友達複数に相談したんですけども、
誰に聞いても、
「まあ、2歳過ぎてるしねえ。」
としか返ってこないんです。
そりゃそうかもですけどっ。
私にとっては子供が野菜を食べるなんて、青天の霹靂なんですっっ!
何が良くて何が悪かったのかわかんないんですけど、
これはまさに、西原研究所に聞いていて、私の頭の中で思い描いていた「理想の離乳食移行」そのまんまなんですよ(=◇=;)
長男はあまりにも野菜を食べな過ぎてすっかりテンションが下がってたんですが、次男が食べてくれるので、自然食品店への出没頻度がガテン上がりましたヽ(`д´)ノ
しかし、そのかわり、動物性たんぱく質は、しらす1本食べないんです。
長男の幼稚園で、自分たちで植えて刈り取ったお米を食す「新米の会」があるのですが、うちの長男様は白米と野菜のお味噌汁だけで食べられるようなタマではないので、毎年しらすとおかかで手作りしたふりかけを大量に差し入れます。
このくらいは食べてくれるんじゃないかと次男のお茶碗にもふりかけたら、めっちゃ嫌がられてろくすっぽ食べない。羽釜と炭で炊いた美味しい新米なのに(´Д⊂グスン
これも、2歳半を過ぎたら、急に自分から魚が食べたい、と言い出し、白身の焼き魚は食べられる状態です。(鮭を焼いたら食べなかった…、そうかこれは白身じゃないのか。旬だったのに〜(´ε`;))
同様に2歳半を過ぎたらナッツ類もぼりぼり食べるように。
たんぱく質系は2歳半過ぎって、本当なんだなあ〜〜、と妙に感心。
今は、納豆にハマってて、毎日2食納豆食ってます(°д°;)イイノカ?
食のスケジュールは、基本1日2食。
朝はおっぱいでおなかいっぱい。
11時ごろ朝のようなお昼のようなご飯を食べて、お兄ちゃんが幼稚園から帰ってきたら一緒におやつとして芋栗系を食べて、その後夕食を食べる。
合間はおっぱいで埋めてます。
私がそうしたんじゃなく、本人の意向をお伺いしたら、こうなった。
いわゆる普通のおやつは、あかちゃんせんべい等も含めて一切食べてません。
買ってはあるんだけどね、いつあげていいかわかんないんだこれがw
フルーツはりんごのみ。(たまたま旬だったので解禁した)
もう少ししたらみかんくらいあげてもいいかと思ってはいるんですけど、この間お客さんが来たとき、食べ慣れないフルーツを複数種類食べてしまい、お腹を冷やして「イヤイヤ」状態に陥ってしまったので、怖くて始められないです…(><;)
この事件はその後、自ら暖かいおにぎりを要求し、食べたら落ち着きました。
お腹に負担って、ここまで行動にダイレクトに伝わるんですよ、怖いですねえ(;´Д`)ノ
小麦系は、3歳過ぎるまであげるつもりはありません。
故に、パンはまだ食べたことがない。
たまに米粉ならいいか?と頭をよぎるんだけど、解禁しちゃうと、それが米粉由来なのか小麦由来なのか、本人には関係ないですから、小麦のパンしかない時に欲しがられると可哀想なので、ヤメ。
アニキなんかパサパサ系が一切ダメだったので、あいつがパンを普通に食べられるようになったのって5歳過ぎてから、ですから。
それで良かったと思ってます。パンなんて幼いころから無理に食べさせるようなもんじゃない。
チビのうちはコメ食え、コメ。
こんな感じの食生活でも、間におっぱいがはさまっているので、本人に不満はありません。
お菓子も欲しがりません。
お兄ちゃんのを欲しがっても「まだ早いよ」と言えば、あきらめてくれます。
ありがたや〜、おっぱい様様じゃあ〜。
それにしても、確かに同じ腹から出したはずなのに、なぜに兄弟でこれほど食の好みが違うのか?
一説によると、日本人は生まれつき、農耕民族系と狩猟民族系があるんだそうです。
そもそも菜食と、そもそも肉食と。
この説は、私にはものすごーーーく説得力がある。
私は子供たちに、後天的要素による本能のかく乱を、ほぼやってないつもりです。
物心つく前から食べさせていると(=早期離乳食)、食の好みが影響される傾向があると思うのですが(これを逆手に取ったのが日本マクドナルドの藤田田ね、彼は日本人の味覚を変えると言って子供をターゲットにした)、長男離乳食開始1歳半、次男離乳食開始2歳1か月、本人が食べないと拒否したものは無理に食べさせず、ましていろんな味付けをして無理に食べさせるなんてことは極力してこなかったつもり。
マヨネーズたっぷりかけてお野菜食べましょう、とかねー。
どっちが体に悪いんだか(´・ω・`)
世の中、人間は菜食か肉食か、で白熱した議論が起こっているように思います。
厳しい糖質制限をして複数の患者を治しているある医者は、肉食以外は全て人体に毒だとし、野菜もフルーツも一切制限させます。
肉を食べて長生きしていると本を書いているおばあさんもいるし。
逆にキレキレの論客で有名な船瀬俊介は、菜食こそ全てだ、芸術家や天才はみんな菜食だと主張している。
マクロビやヴィーガンの愛好者も多い。
それぞれがそれぞれの立場で、都合の良い論拠を引っ張ってきて、われこそが正しいと主張し合ってる。
私は、どっちも正しいんだと思います。
「その人の腸に合えば」ね。
人は自分が実感したことしか主張できないですから、元々肉食が合っている人が肉食をして体の具合が良くなった経験があればそれを勧めるし、元々菜食の人がマクロビなりヴィーガンなり実行して良いと思えば、それを勧めるでしょう。
でも、勧められた側が元々肉食向けの腸をしているのに、無理やり菜食を実行したら、自分も満足感は得られないし、体の具合も悪くなる一方でしょうね。
大人は自分の責任だし、やめようと思えばいつでもやめられるからいいけど、子供はね、大人の思い込みで食を決められてしまうので可哀想です。
もしその子供が肉食向けの腸をしているのに、親がヴィーガン信者で強制的に実行させられているとしたら?
良いものを食べていたとしても、奇行が止まらなくなりますね。
ヴィーガン信者は白人系に多いように思うな。
だいたい「意識高い系」は本能と反対のことをするもんだけど、彼らの歴史はバリバリの狩猟民族、長い歴史を無視して無理やり偏った食生活にするのは、弊害が大きいと思うけどなあ。
まあハンバーガーとギトギトポテトに戻れとは言わないけどさw
早期離乳食も早期断乳もそう、なんでも思い込みは悲劇だということです。
野菜は体に良いも思い込まされ過ぎ。
だいたい、食物繊維を消化できる哺乳類はいないんだから。
超先天性肉食獣の長男と、菜食次男を持つ私は、しみじみ思います。
菜食次男の方が世間体は良いけどねw
だからといって長男が劣っているかというと、今のところそんなことはないですから。
腸の要求に忠実に生きる、育てる。
これがとても大事だと思います。
生物の本能はひとつで、バリエーションはあり得ない。
子供によって違っていい、というのは、本能を満たした後の話ですよね。
そこさえ埋めれば、あとは何もしなくても勝手に育っていきます。
それこそ「みんな違ってみんないい」んですよ。
しかし、これだけ家族全員の食の好みが違うとね、作るのが大変(x_x;)
将来的にはなんでも食べられる体になることを願う…、こんなに作ってんのに、足りなくて私だけジャンクになる場合もあって、なんか違うぞと思う今日この頃(>_<)
そして次男は、何も教えなくても自動的に「三角食べ」なんですよ。
知ってます?三角食べ。
私が子供のころは小学校で徹底的に叩き込まれた、「ご飯、おかず、みそ汁(実際はパン、おかず、牛乳w)」と順繰りに食べること。
次男は、ご飯を食べ、みそ汁を飲み、って普通にやる。
長男は、どんだけ教えても頑なに「一点食い」なんですよ。
一つを食べて、食べきってから、次を食べるの。
ガイジンさんを見てると、そんな感じ。フランス料理フルコース食いみたいな?
お前は徹底的に狩猟民族なんだなあと感心する、もう(つД`)ノ
ちなみに、製造元の私はどうかというと。
10歳まで徹底的に、それこそうちの長男より食べなかった私ですが、10歳過ぎたら急に何でも食べられるようになった。
以来、大食いの雑食系に。
お野菜もお肉もお魚も何でも大好きですが、実は、先天性肉食獣。
肉を食べない日が続くとパワーがダダ落ちしますので、定期的にがっつり食べてます。
こないだはキッチンで、豚しゃぶしゃぶ一人立ち食いを決行した。
鍋一杯、ご飯大盛2杯。
ふーーーーーっ、満足
というわけで、私がヴィーガンやったら動けなくて死んでしまうのでしたー。
蛇足。
西原育児「IN YOU」ご紹介記念キャンペーン第2弾、
運動神経がキレキレの長男動画公開w
https://www.youtube.com/watch?v=nLsHVQE6mg0
これは5歳くらいの頃だったか確か。
チビなもんだから、目立つ目立つ( ̄Д ̄;;
まあこの人はゼロ歳児の頃からゴキブリハイハイだったので、極端だとは思いますが〜(^▽^;)
不必要に怖がらない、という点では西原っ子は共通しているかなと。
内臓がしっかり育っている分、腎が強いからね。
今までこういった画像はほとんど出してこなかったと思いますが、ここのところ新規のお客様が増えましたので。
私はこのブログを「布教」目的で続けているわけではありません。
サブタイトルにもある通り、私がやっているのは、西原式育児の「実践と検証」です。
世間一般に推進されている育児にどうしても違和感があって、西原やりたいけど、保健所も医者も真反対のことを言うし、世間体も悪いし、何より将来どうなっちゃうかわからない、医者が言うように栄養不良で育たなかったらどうしよう、という皆さまの不安を払しょくするため、こうやったらこうなりましたよ、という厳密な「現実」の実録を載せる、というのが目的です。
やっているうちに、わかったこと、これってこういうことなんだ、という気づきはたくさん書いてきました。
だから、コメント欄に頂いた質問や意見には、全力で答えてます。
一度だけディスりコメントを頂いたことがあったかな。ちょっと大人げないディスり返しをしてしまったなあ(´・ω・`)
ただ、興味を持って、そうなの?とアクセスして頂いた方々にもわかりやすいように、今回画像を載せようと思いました。
離乳食が遅くても、おっぱいを4歳半まで飲んでても、母乳やミルクさえしっかり足りていれば、栄養不良で育たないとか知恵が遅れるとかいう心配はする必要はなく、このようにちゃんと健やかに育ちますよ、という証拠。
ありがちなリア充自慢とかじゃないっす〜。
私は元々、子供が好きだったわけではありません。いやむしろ、というか今でもそれほど…。
だけど、育児は楽しくて仕方ないです。
保育園に預けられる日を指折り待つなんてこともないですし。
みんながこの「人間本来の本能の仕組み」に気が付けば、8割の保育園、医療機関、なんちゃら支援施設、子育て相談ハウツー本、降りてくる占い宗教など、ほとんど要らなくなるという自信があります。
そのくらい、子供は本来「性善説」です。
ゆがめているのは、私たちです。
どんな生き物も本能はひとつであり、子供の個性によってバリエーションがある、ということもない、というのが、私の考えです。
食や医療の崩壊により、辛いニュースが増えてきました。
社会も子育てを恣意的にゆがめ、育てにくくして、需要を生み出して搾取している、子供が犠牲になっている構図が少しでも緩和されて、お母さんにも子供にも笑顔が戻りますように。